車検に必要なもの
車検の際に用意するものは3つ
- 法定費用
- 車検証
- 納税証明
の三つです。これらがあれば車検を受けることが可能になります。
法定費用
法定費用は重量税と自賠責保険料と印紙代の三つ
自賠責保険料と印紙代はどの車種もほぼ同額に近いですが
重量税だけが自動車の重さによって大きく変わってきます
軽自動車 | 普通車 | |
重量税 | ¥6,600 | ¥16,400~¥100,450 |
自賠責保険 | ¥17,540 | ¥17,650 |
印紙代 | ¥2,200 | ¥2,200(3ナンバーは2,300) |
合計 | ¥26,340 | ¥36,250~¥120,400 |
この金額に¥25,000程度足した額がおおよその車検代です
整備が必要になればこの金額に追加されていきます
車検証
車検証は大体自動車のグローブボックス内の車検証入れに入っているでしょう
車検証の備考欄に前回車検時の重量税が書かれているので参考にするといいです
初度登録年より13年超、18年超で重量税が高くなってくるので注意です
納税証明
最近は電子決済で自動車税を納められるようになってきたので納税証明を持っていない人も多いです
なので必ずしもなければいけないモノではありませんが
間違いなく払ってる!
っていう記憶がなければ自治体(軽自動車)や陸運局(軽以外)に問い合わせておいた方が良いでしょう
車検はいつからできる?
車検は令和7年4月から2か月前から受けられるようになりました
2か月前に受けたからと言って満了日が早まることは無いので安心して車検を受けてください
車検のタイヤ基準
溝
「タイヤが擦り減ってて車検が受からないかもしれない・・・」
そんなふうに不安に思っている方もいるかもしれませんが
通常の“継続検査”では意外にタイヤの溝に関してはそれほど厳しいと感じることはありません
溝深さが5㎜未満でもスリップマークまでいってなければ受かる感じです
でもそれは陸運の試験場のハナシで
タイヤ販売も行っている民間の指定工場(車検のラインを持っている民間工場)だと
タイヤ交換を強く勧めてくると思います(最悪「交換しないと車検通りませんよ」くらい言ってくるかも)
タイヤの出っ張り
車検でタイヤが引っかかる要素に出っ張りがあります
タイヤサイズがメーカー純正サイズと違ってても
ボディーよりも引っ込んでいれば車検は通ります
スタッドレスか夏タイヤかも関係ありません
不安な人は車検前に業者に相談するといいです
車検費用の値切り方
車検業者に見積もりを頼んだら
「ギョギョギョッ!?」
っとする見積もりを提示されることもあるかもしれません
そういう時は業者さんと一緒に見積もりの明細をしっかり見て
車検を通すのに絶対必要な項目とそうではない項目に分ける
ことをおすすめします
やらなくてもいい整備の例
ブレーキオイル:湿気を吸いやすいので1年ごとに交換した方が良いが交換しなくともよい
各種足回りゴムパーツの劣化:“亀裂”は交換しなければ車検は通りませんが劣化なら交換の必要はありません
エンジン・ミッション・デフなど回転系からのオイルにじみ:にじみなら車検は通りますが地面に滴るようだと“漏れ”になるので部品交換が必要
エンジンオイルの交換:車検とは関係ないのでやらなくても車検は通ります
エンジンのエアクリーナーとエアコンフィルター:清掃で済むので交換の必要はありません
車検に必要なものまとめ
さあ、車検に関してさらっと説明してみましたがいかがだったでしょうか?
自動車って大体3回目の車検(7年目くらい)にブレーキシューの摩耗などで少し高目の整備料金が加算されますが
その後は大体経年劣化による部品交換になるでしょう
13年超でべらぼうな整備料金が見積もられたなら
いっそ車検を受けないで買い替えるのも視野に入れた方が良いかもしれないので
少し早めに点検を受けて
「今度の車検大丈夫そうですか?」
って聞いておくのもいいですね